KEKEが行く!タフティングスタジオ探訪 第2回「ラグ工房MofuMofu」山梨県甲府市に、新たなクラフト体験の場が生まれました。印章業からの転身という異色のキャリアを持つ岡田さんが始めた、タフティングのワークショップスタジオです。山梨県に初めて出来たタフティングスタジオということで、地元の方はもちろん、ペット好きや文化体験に興味のある方からも注目が集まっています。今回は、タフティングとの出会いからスタジオ運営にかける思いについて、オーナーの岡田さんとスタッフの小山さんにお話を伺いました。ー ラグ工房MofuMofuを始めたきっかけを教えてください。最初はテレビでタフティングを見たのがきっかけでした。「可愛いし、自分にもできそう」と直感で思ったんです。ちょうど、仕事の方向性を考えていたタイミングでもあって、何か新しいことを始めたい気持ちも強くて。すぐにKEKEさんに連絡して、3人のスタッフを連れてワークショップに参加しました。その体験の楽しさがかなり印象的で、「これは山梨でも広めたい」と思い、スタジオの立ち上げを決めました。ー KEKEに初めていらっしゃったのはいつ頃でしたか?初めて伺ったのは2024年10月です。そこからまずはひたすら練習して、店舗についても少しずつ準備を進めて、2025年3月にワークショップとして本格スタートしました。ーそれまではまったく別のお仕事をされていたそうですね。もともとは甲府で印鑑の営業を18年やっていて、そこから独立して印鑑の卸をしていました。でも、時代の変化もあり、「これからはネットもやらなきゃ」と思ってECに挑戦したり、スタッフの希望でアロマの事業も始めたり、試行錯誤してきました。コロナや時代の影響で印鑑の需要が落ち込んだこともあって、次に何をするかを模索していた中で、タフティングに出会ったんです。「団子屋やってみる?」なんて雑談もしてたんですけど、可愛いものが好きな自分にとって、タフティングはしっくりくるものでした。ーワークショップの特徴やこだわりについて教えてください。一番最初のお客さまは、私たちのロゴやフライヤーを作ってくれているデザイナーさんでした。その方のおかげで、今では+2,500円で「写真をイラストに変えるサービス」も提供しています。「自分の犬のラグを作りたいけど、絵心がない」という方の声がきっかけで始めたサービスなんですが、他にやっているところは少ないみたいで、お客さんにはとても喜んでいただいています。ーワークショップは、どんな方に来てほしいですか?自分のペットのラグを作りたい方、新しいことをはじめてみたい方、文化的なものづくりが好きな方にぜひ来てほしいです。タフティングには興味があったけど遠くてなかなか体験できなかった方も多いと思うので、「山梨でもできるよ!」ということをもっと広めていきたいですね。ー使っている資材にこだわりはありますか?毛糸は最初にKEKEさんでワークショップを体験したときから品質の良さに惹かれて、MB210 HIGH QUALIRY ACLYRIC YARN を使っています。敷物専門のメーカーが使っているという安心感もありました。発色もよくて、作業中の毛埃も少ない。これからワークショップを始めたいという方にも、自信を持っておすすめできる資材です。ー最後に、タフティングに興味を持っている方へメッセージをお願いします。テレビで見たときに「初めてでもできそう」と思った、その直感は正しかったなと思います。実際、タフティングは初めてでもある程度クオリティの高いものを作れるのが魅力です。始めるハードルは高くありません。でも、それだけじゃなくて続けていくうちに、どんどん上達していって、細かいデザインや表現にも挑戦できるようになる。やればやるほど技術も上がり、自分の世界観を形にできる楽しさがあると思います。気になる方は、ぜひ一度体験してみてください!