都心から電車で約1時間。大仏で有名な茨城県牛久市にある注目のタフティングスタジオ「tufting studio OCTO」。 観光地「牛久シャトー」のすぐ近くに位置し、SNSでは茨城県にちなんだ個性的なラグが話題になっています。今回は、スタジオを運営する髙田さんに、オープンの経緯やワークショップのこだわりについてお話を伺いました。ー tufting studio OCTO をオープンしたのはいつですか?2023年10月にオープンしました。 「OCTO」(オクト)という店名も「October」が由来です。ースタジオの場所を教えてください。茨城県の牛久駅から徒歩10分ほどのところにあります。すぐ近くには「牛久シャトー」という日本遺産もあるので、観光の一部として県外からお越しいただく方も多いです。関西からお越しいただいたお客様もいて、とても嬉しい驚きでした。ー ワークショップスタジオを開いたきっかけを教えてください。当初は自分の製作のために物件を探していましたが、広さなどの条件が合う場所が見つかったので、せっかくなら「多くの方にタフティングの魅力を、気軽に味わってもらいたい」と思い、ワークショップをスタートしました。ーご自身で製品の製作もされているのですねはい。元々、椅子が好きだった事もあり「NSECA」(エヌセカ)というブランドでチェアパッドを製作しています。ECサイトのほか「sonota」(ソノタ)という近隣のインテリアショップで、お取り扱いいただいています。ースタジオの特徴やこだわりについて教えてください。スタジオは落ち着いた雰囲気で、タフティングに集中しやすい環境を整えています。ワークショップは、初心者の方でも安心して参加していただけるよう、少人数制で一人ひとりにサポートが行き届くよう心がけています。また、希望されるデザインが難しい場合でも、可能な限り実現できるようお手伝いし、お客様が納得のいく作品を作れるよう取り組んでいます。完成品のクオリティはもちろんですが、タフティングを通して、「楽しい」や「達成感」といった"体験"ならではの価値を提供できればと思っています。ーワークショップで一番人気のコースについて教えてください。「40コース」と「チェアラグコース」の2つをメインにご予約いただいています。中でも40コースは自由度が高く人気です。文字も入れやすいサイズ感で、形も自由にアレンジできるので、世界にひとつだけのラグが作れます。ー使用している糸や資材について教えてください。資材はMIYOSHI TUFTING MATERIAL のラグ専用資材を使用しています。すべてKEKEさんと同じものになります。ーワークショップで MIYOSHI TUFTING MATERIALの資材に使ってくださっている理由や決め手などがあれば教えてください。そうですね。やはり品質の良さですね。特に毛糸は発色が良く、表現の幅が広がります。埃が出にくく、抗菌防臭加工が施されているので、実用面でも安心して使っていただけます。加えて、タフティングラグ専用の毛糸なのでガンとの相性が良く、機械トラブルの防止にも繋がります。ーSNSではユニークなデザインのラグが紹介されていますね。はい、茨城県にちなんだオリジナルラグを投稿しています。例えば、鯖や納豆などをモチーフにしたデザインですね。タフティングを通して地域の魅力をより多くの方に知っていただけたら嬉しいです。ー最後に、tufting studio OCTO に興味を持っている方へメッセージをお願いします。タフティングに興味がある方はもちろん、ものづくりが好きな方や、「不器用だけど何かに挑戦してみたい」という方も大歓迎です。すぐ近くには牛久シャトーもあるので、観光とあわせて楽しむのもオススメです。 ぜひ遊びに来てください!